2014年12月15日月曜日

岩手若者文化祭という催しがありましたよ。

実は最近東北各地をふらふらしています。先月、岩手県盛岡市で大学生とかがメインのイベントがあった。人出はまあまあ。もうちょっと大々的に広告するべきだったかなと思うけど、意外と人は来てたかな。でも場所が悪いのか肴町のアーケードのパフォーマンスは人がまばらな印象だった。


全イベントの中で一番盛り上がったのはやっぱり「赤ティン」さん。岩手出身の有名人だからサイン会にお客さんがほとんど行っちゃって、そのあとに控えてた大学生のダンスパフォーマンスを見る人が全然いなかった。がら空きの客席の前でのパフォーマンスは相当な精神力が必要だったんじゃないだろうか。もちろんダンスは全部かっこよかったですよ。

あと、「B-fam」というダンスユニットのパフォーマンスも見ました。



ここ数年で盛岡はすっかり賑やかな街になったよ。これからも楽しく明るい街になりそう。

昔は全然こういうイベントがなかった気がする。いつの間にこんなにイベントが増えたのかと驚いた。自分が知らなかっただけなのか。本宮イオンがやっとできた年だったから、何もない底冷えのする街で心底退屈でしたよ。はやく仙台とか東京に行きたいってずっと思ってた。

でもイベントがあるから文化が豊かか?と問われると答えに窮する。

若者が多くて活気があればいい街か?て問われてもやっぱり困る。

駅前でばか騒ぎする大学生を見て日本の未来は明るいなとか誰も思わないよ。首都圏の駅前の居酒屋はほんと大学生が公害寸前までうるさい。飲み会の帰り際に見た、お店の人のあの「あきれ顔」を忘れることはできない。

盛岡はすべてがそこそこで大概の人にはちょうどいいよ。無理に活気をつくる必要はない。何事もほどほどが岩手には合ってる気がします。


今回なんでこういうイベントが催されたか推測するに、たぶん今問題になってる若年層の流出がある。若者を地元に惹きつけるイベントを開催して、魅力ある盛岡をアピールしようとしたんだろう。

東北から東京への人口流出は凄まじいからね。岩手の人口減は少し落ち着いたようけど(青森・秋田からも一定数入ってくるから)やっぱり年寄りが多いんだよな。カワトクの本屋で「地方消滅」っていう本が売り上げ1位になってるのには驚いた。もう岩手県民もわかってるんだな。

来年以降もできれば続けてほしい。岩手に関係ないけど次は「まらしい」さんを呼んでほしいな。アマツキツネとか六兆年と一夜物語を聴きたい。

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